売場をどのように作るかによって大きく売上が変わってきます。
ここでは売場を作るための準備段階となる基礎を学んでいきます。
売場の場所と名前
売場は定番とエンドの2種類
定番
メインの通路に面していない、棚の側面の部分
一般的に最低でも1シーズン(3ヶ月)は同じ商品が置かれており、棚に置く商品の構成(棚割り)が明確に決まっているスペース
店全体の売上の7~8割が定番にある商品である、とも言われるほど重要な棚
エンド
メインの通路に面する棚のスペース。
新商品や売れ筋商品などを置くことでお客さんをサブ通路に誘導し、隣接する定番へと案内する。
お客さんが通りにくいサブ通路へと誘導するエンドの役割を「磁石売場(orマグネット売場)」と言う。
売場作りの法則
Zの法則
Zの法則
棚を見るとき左上→右上→左下→右上と人は視線を動かすと言われており、「Zの法則」と言われます。
そのため、商品は「左から右」「上から下」の順番で並べるのが最も見やすいと言われます。
右側が優位になる法則
右利きの人は右側を取りやすい
日本人は右利きが多いため右側のほうが手に取りやすく、よく売れると言われます。
商品の並べ方
縦と横を合わせる
隙間を空けずに横並びにする
縦のラインを揃えて並べる
本体と詰替え
「本体が左側、詰替えは右側」
「本体が上、詰替えは下」
小サイズと大サイズ
「小サイズが左側、大サイズは右側」
「小サイズが上、大サイズは下」
比較陳列
類似した商品を近くに置き比較する
Zの法則から左側の商品(上下なら上の商品)を見た後に比較するために右側の商品(上下なら下の商品)を見る。
そのためNB商品に対抗したPB商品など、売りたい商品を比較する商品の右側、上下なら下に置く。
まとめ
- 売場の場所と名前
- 定番
- エンド
- 売場作りの法則
- Zの法則
- 右側が優位になる法則
- Zの法則
- 商品の並べ方
- 縦と横を合わせる
- 本体と詰替え
- 小サイズと大サイズ
- 比較陳列
- 縦と横を合わせる