今日も商品が届いたぞ
でもお店の商品ってどうやって届いてるんだ?
日々当たり前に届く商品にも色々な会社が関わっています。
小売業と小売業と関係の深い会社を学んでいきましょう。
小売業とは
小売業の定義
商品の販売をする仕事のうち
一般消費者に向けて
販売するのが小売業
似た仕事で「サービス業」がありますが、これは商品のような「物」が存在しているわけはなくサービス自体を販売している仕事を言います。
例えば美容室、マッサージ店、映画館など商品ではなくサービスを売りにしているものです。
小売業の種類
- 百貨店・・・大丸、高島屋、伊勢丹など
- 総合スーパー(GMS)・・・イオングループ、イトーヨーカドーなど
- コンビニエンスストア・・・セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなど
- ホームセンター・・・カインズ、コメリ、コーナンなど
- ドラッグストア・・・ウエルシア、ツルハ、コスモス、マツモトキヨシなど
小売業は商品を売るために商品の仕入れをしなければなりません。
次は小売業に商品を届けている仕事を見ていきます。
卸売業とは
卸売業の定義
卸売業は商品仕入れの仲介役。
問屋(とんや)、ベンダーなどとも呼ばれる
「卸売業(おろしうりぎょう)」は販売する相手が一般消費者ではなく同じ卸売業や小売業に向けて販売をしています。
商品を作るメーカーから商品を仕入れて小売業に販売し、小売業は卸売業から仕入れた商品を一般消費者に販売する、という流れで商品は流通します。
では、なぜ小売業は直接メーカーから仕入れないのでしょうか。
卸売業の役割
卸売業を仲介役にしているメリットはいくつかありますが、代表的な2つを紹介していきます。
取引総数単純化の原理
卸売業がないと12通りの取引きがあるが
卸売業があると7通りで済む
卸売業の役割はいくつかありますが、メリットの1つは取引の効率化です。
小売業側から見ると卸売業と1回取引きをするだけで3社のメーカーと取引きが出来ることになり、手間が省けることになります。
これを「取引数単純化の原理」と言います。
集中貯蔵(不確実性プール)の原理
卸売業が在庫を貯蔵することで
市場全体の在庫量が減る
市場の在庫が増えるということは過剰な在庫が増え、溜まっていってしまうリスクがあるということです。
余計な在庫が余ることはメーカーも小売業もしたくありません。そのため卸売業が一手に色んなメーカーの在庫を持っており、必要な分だけ小売業に届ける役割をしています。
これが集中貯蔵(不確実性プール)の原理です。
まとめ
- 小売業とは
- 小売業の定義
- 小売業の種類
- 小売業の定義
- 卸売業とは
- 卸売業の定義
- 卸売業の役割
- 取引総数単純化の原理
- 集中貯蔵(不確実性プール)の原理
- 取引総数単純化の原理
- 卸売業の定義