資格試験に社内の昇格試験など社会人でも勉強しないといけないことがいっぱいだ!でも今まで勉強してこなかったからそもそも勉強の仕方が分からない…
大人になっても勉強しないといけない機会は意外に多くあります。
頑張ってるつもりなのに何度も試験に落ちる、そもそも仕方が分からない。でも学校みたいに教えてくれる人は社会人になるとなかなかいませんよね。
今回は今後勉強するうえで基礎になる勉強法を説明していきます。
結論:勉強は問題集を起点にやる!
問題集>復習>参考書の順で力を入れる
参考書を読むよりも問題集を多く解く
参考書ばかり読んで、なかなか問題集を解かない人は要注意!
それぞれのブロックについて具体的なやり方を説明していきます。
参考書の読み方
効率の良い参考書の読み方
勉強の仕方に悩む人ほど最初から真剣に参考書を読もうとします。
なぜ参考書を読まないことが効率の良さに繋がるのでしょうか?
参考書を読まない理由
参考書を読まなかったら問題集が解けないじゃないか!まずは参考書をしっかり読んで全部覚えてから問題集に移らないと!
こういった理由で参考書を何度もひたすら読んでいる人は多いと思います。
まず前提として参考書に書いてあることの全てが試験に出るわけではない、ということです。どんなに勉強をしても勉強したところが試験に出なければ合格できないのです。
逆に試験に出るところだけ覚えていれば必ず合格します。(極端に言えば試験前に試験問題を知っていて、出るとこだけ勉強するとか(笑))
初めて勉強するときにはまず参考書や教科書などを読み始めると思いますが、とりあえず参考書を覚えてから、、、というのは試験に出ないところも真剣に読んでいるということになり、非常に非効率です。
参考書なんて読んでるだけで覚えられるでしょ?全部読み込むなんて普通!
おめでとうございます、そんなあなたはただの天才です(笑)
こういった天才を除きますが、頑張って参考書を読んで、内容を覚えていますか?
読んだのに少し進むと最初の方をもう忘れている。結局何度も読み返して時間だけが過ぎていく、しかも覚えても試験に出るかはわからない。
とても非効率な勉強法です。
最初に参考書を読むときは、内容の難易度はどれぐらいか、暗記する量はどれぐらいか、計算問題が出そうな分野があるかなど試験範囲の中身を確認しつつ、全体にまんべんなく目を通すつもりで読んでいくのがオススメです。
決して1ページずつ真剣に覚えようとしてはいけません。
最初から参考書は真剣に読むのは、試験に出ないところも読むことになり非効率。
最初に参考書を読むときは、自分がやらないといけない勉強の内容を把握するために読み、覚えられなくてサクサクと次に進んでいく。
問題集の解き方
効率の良い問題集の解き方
1つの問題にこだわってずっと悩んでいるのは効率が悪い問題集の解き方です。
すぐに答えを見てしまうほうが問題集を有効に活用できます。
すぐに答えを見る理由
すぐに答えを見るだって!?答えを見たら意味ないじゃないか!真面目に問題集を解くから身につくんだろ!?
分からないのにずっと悩み続け、先になかなか進まない、その結果時間だけが過ぎていく。これで勉強をした気になってはいけません。
勉強の仕方に悩む人ほど、問題集が解けないとまずい、と思いがちです。そのため、最初に問題集を解くために参考書を熟読し、問題が分からなくても答えを見ずに悩み続けます。
最も大事なのは試験本番の時に解ければいいということです。最初から問題集を完璧に解ける必要はありません。割り切って答えを見て解き方を勉強します。
分からない問題に時間をかけずにすぐに答えを見る
試験本番で解ければいい、と割り切って分からなければ答えを見て解き方を学ぶ
最も時間をかけるのは問題集
参考書を真剣に読まずに問題集を解いているので最初はほぼ解けません。
しかし、答えをすぐに見る代わりに、その後自力で解けるようになるまで何十回でも繰り返し解きなおします。
参考書ではどこが試験に出るか分かりませんでしたが、問題集は違います。問題になるということは試験に出る可能性があるということです。解けるようになるまで解きなおすことで試験に出る問題をカバーできます。
勉強の仕方に悩む人ほど、参考書を読んで覚えることに力を注ぎ、復習をおろそかにし、手を動かして問題を解く回数が圧倒的に足りていません。
別の問題集に手を付け始め、また同じところを間違えても気付けず、自分の弱点に気付かかないまま試験本番を迎えます。
試験に出る可能性のある問題が載っている問題集は徹底的にやり込む
復習をおろそかにせず、何度でも解きなおす
参考書の復習の仕方
効率の良い参考書の復習の仕方
参考書は最初よりも最後の復習でこそ力を発揮します。
問題集を解きながら、分からない部分は参考書でしっかり復習します。
今こそ参考書を熟読するとき
最初はどこを覚えれば分からなかった参考書ですが、問題集を解くことで参考書の重要な部分が分かるようになります。
最初からすべてを読んで覚えるのではなく、問題集で出てきた内容とその周辺の知識こそ試験に出る覚えるべき内容です。
覚えるべき重要な部分が明確になるので、そこだけをまとめたものを作るなどし、それを何度も覚えたりすることで試験に出る可能性のあるところだけを効率よく暗記することができます。
問題集を何度も解く過程で重要なポイントを参考書でしっかり復習する
問題集に出てきた問題こそ参考書の本当に覚えるべき内容
まとめ
問題集と参考書の
ループを繰り返す
最初から参考書は真剣に読まない
問題集に時間をかける。全部できるようになるまで何回でも繰り返す
問題集に出てきた問題こそ参考書の本当に覚えるべき内容。問題集を解く過程で参考書の復習を欠かさない。